1.課税対象価格
不動産取得税の課税対象は実際の取引価格ではありません。総務大臣が定めた固定資産評価基準によって原則として固定資産課税台帳に登録されている価格が課税対象となります。(いわゆる固定資産税評価額です。)
2.課税の時期
不動産取得税は不動産の所有権移転登記をしてから、おおむね4~6カ月後に納税通知書が届き、その時に一回だけ納税します。(法務局から、都道府県税事務所に権利移転があった旨の情報提供がされます。)
なお、住宅を新築した場合などは、固定資産税の価格決定手続きが必要となりますので、さらに時間がかかります。
3.標準税率
土地も建物(新築・中古)も、原則として、「不動産の固定資産税評価額×4%」が、不動産取得税の税率です。