1-1.アパート経営とマンション経営の違いは?
アパート経営は、不動産投資の一つです。
一定の収益を期待するため不動産投資という言い方をしますが、株式投資等とは異なり、アパートやマンションを管理・運営することになるので、アパート経営やマンション経営と呼んだ方がしっくりくるかと思います。
なお、アパート経営は、一棟マンション経営ほど規模が大きくないので、自己資金が限られていても始めることができます。アパート経営は一棟マンションと比べ、これから不動産投資を始めようとされる方にとって、取り掛かりやすい投資先といえます。
1-2.アパート経営と株式投資は違うの?
アパート経営をはじめとする不動産投資と株式投資との違いは何でしょうか。
株式投資の場合、購入してすぐに株価が大きく下がったり、大きく上がったりする可能性があります。これに対し、不動産投資の場合、土地価格の変動は緩やかで、株式や投資信託に比べると値動きが安定しているのが特徴です。
また、株式投資の場合、購入後は株価や市況のチェックなど自発的な活動が主ですが、アパート経営の場合はメンテナンス等の自ら行う活動以外にも、入居者から何か連絡があれば対応が発生します。
一見負担があるように見えてしまいがちですが、メンテナンスや入居者対応などの賃貸管理業務をまとめて委託できる会社を利用することで、多くの手間を省くことができます。実際に多くの大家さんが賃貸管理会社を利用して負担を減らしています。
難しいことは専門家に委託してしまえば、他の投資よりむしろアパート経営の方が手間がかからないかもしれません。