完成宅地とは
2024-01-08
完成宅地って何でしょうか?
➡︎一般的には、造成工事が完了済で、建築確認をとれば住宅を建てられる土地です。上下水(都市ガス地域ならガスも)が引込済で、土地の登記地目は宅地になっている、という状態です。新規に造成された完成宅地の意味と、以前に住宅敷地として利用されていた更地を言う場合があり、開発許可をとって造成した土地なら検査済証が交付されています。
メリットはありますか?
➡︎住宅用の土地をお探しなら上下水等の引込があるのはあたりまえなので、特にメリットはないです。新規造成なら地中埋設物の心配はほぼないでしょうが、既存の宅地なら、境界標があるか、隣地との境界確認は済んでいるか、土地外周部の擁壁や土留の劣化や越境はないか、などもチェックしましょう。
完成宅地の値段に土地の高低差は含まれるのか?
➡︎価格査定する際の評価項目には入りますが、他の要素(方位、間口奥行、形状、日照条件、騒音等々)や周辺事例なども加味されるので、新規造成地で複数宅地が同時に販売されるのでなければ、個別要因としての高低差が価格にどれだけ影響しているかはハッキリしないと思います。購入される方が納得する価格なのかということにつきます。