路線価(ろせんか)は、日本における不動産の評価方法の一つです。地方自治体が毎年公表する路線価は、その地域における土地や建物の相場を示しています。これは、不動産取引における課税や財産評価などに利用されます。路線価は、地域や地域内の特定の地点ごとに算出され、一般的に都市部では高く、地方や郊外では低い傾向があります。
公示価格(こうじかく)は、日本において不動産の売買や贈与などの取引において、その不動産の価格を示すために自治体が公表する価格です。公示価格は路線価とは異なり、不動産取引における課税や手続きの際に利用されます。路線価は土地や建物を評価するものであるのに対し、公示価格は不動産の取引における課税や手続きに影響する価格を示します。これらの価格は地域や地域内の特定の地点ごとに算出され、一般的には市場価格よりも低く設定される傾向があります。