境界線を見える化するには境界標が必要
境界線は、目に見えません。
この目に見えない境界線を見えるようにするのが「境界標」です。
①コンクリート杭
②石杭(御影石)
③金属標
④プラスチック杭
⑤金属鋲
多くの方が、下写真のような十字のコンクリート杭が境界標というイメージがあると思いますが、実はほかにもあるのです。
どのように違うのかですが、これは設置場所と大きく関係してきます。
上写真のように地番が土の場合は穴を掘ってコンクリート杭を設置できますが、既にブロックや構造物がある場合は設置することができません。
下写真は、既にブロックが積まれていて、境界点がブロックの中心の場合です。
このような場合には、金属標をボンドで貼り付けます。
ほかにも状況によって境界標を使い分けていきます。
下写真は、道路と敷地の間で設置する場所が非常に狭く、コンクリート杭や金属標が設置できないため金属鋲を設置しました。
境界標には主に5つの種類があることは解説しました。
①十字
②矢印
③T字
④マイナス
この形の見方を解説します。
①十字
この形は十字の交点が境界点となります。
②矢印
この形は矢印の先端が境界点となります。
③T字
この形は、T字の交点が境界点となります。
④マイナス
この形は、方向を示す境界杭となります。
道路などが未確定の場合などの使用します。